下関の住宅マンションのリフォーム・リノベーション　バス・キッチン・トイレ・洗面・大工工事全般

TOTO（トートー）といえば知らない人はいない程有名、特にトイレ市場では絶対王者的な存在ですね。ステンレスといえばクリナップ、人造大理石といえばトクラス、のように、陶器といえば TOTO（トートー）です。創業時の社名は「東洋陶器」です。それゆえに、トイレ市場に強くまた、洗面ボウルも清掃性の良い陶器製が人気です。

また、TOTO（トートー）といえば私の中では機能名がキャッチーです。カラリ床や魔法びん浴槽というのは聞いたことがある方は多いと思います。同じJIS規格をクリアした高断熱浴槽＝魔法びん浴槽、とお考えの方も多いかと思いますが、魔法びん浴槽というネーミングは TOTO（トートー）の商標であり、他社は使えません。ウォークマンやユンボのような感じです。それくらい、知名度の高いキャッチーなネーミングです。

TOTO（トートー）のお風呂は、戸建て用はサザナHS、サザナHG、シンラの３点です。

サザナHSは浴槽がFRP（標準）です。また、魔法びん浴槽、ほッカラリ床は標準です。浴室断熱はありません。この３商品の中では１番人気だそうです。

サザナHGは浴槽が人工大理石（標準）です。魔法びん浴槽、ほッカラリ床は標準です。浴室断熱があります。また、水栓がタッチ水栓になります。２番人気です。

シンラは浴槽が人工大理石（標準）で、壁がセラミック素材（清掃性が○）。魔法びん浴槽、ほッカラリ床、浴室断熱あり。ハイグレード価格帯の商品なので、３番人気だそうです。

人気オプションは全商品共通で、浴槽上の手すり、手すり兼シャワーの高さを調整できるシャワーバー、入口の引き戸、三乾王です。

魔法びん浴槽・・・浴槽のお湯が冷めにくい（JIS規格の一定条件をクリア）。

ほッカラリ床・・・冬場もヒヤっとせず、柔らかい床なので膝をついても痛くない。水はけのよい床。

三乾王・・・暖房・衣類乾燥・換気・涼風。1台4役のスグレもの。4役なのに三乾王とはこれ如何に。

お掃除ラクラク〜・・・床/鏡/人大浴槽/排水口/カウンター。

スッキリドア・・・カビが付きやすいドア縁のゴムパッキンをなくし、汚れがたまりやすいドア下の換気口をドア枠の上部に移動。

スッキリ排水口・・・汚れや水あかがたまりやすい浴槽排水口からフランジ（金具）をなくしました。

続いて浴槽の入り心地について・・・

の、その前に。みなさま名前はご存じほッカラリ床です。

oh...ほんとに柔らかい。少し沈みます。素手で触ってみましたが、少しビニールっぽいというか皮っぽいというか、ヒンヤリしない感は感じ取れました。これだけで TOTO（トートー）の商品にするというお客様がいらっしゃるという意味がわかるような気がしました。逆に、この感触が苦手という方もいるようです。

私は TOTO（トートー）の回し者ではありませんが、新築やリフォームでお風呂を選ぶ際は、是非一度はこの床をショールームで体感していただきたいと個人的には思います。

さて、本題の浴槽の入り心地に戻ります。まずはサザナHSその1。

浴槽はクレイドル浴槽、素材はFRPです。

いい丸みです。見た目から好みです。角丸王子もご満悦。首あたりの丸みもいいです。浴槽の広さも広目だけど広すぎず、文句無しです。

この浴槽は浴槽内の肘置きがありませんでした。沈まずに座って肘を浴槽の淵に置いた場合は特に違和感はなかったので良しとします。欲を言うと浴槽内の肘置き有無を選択できるとかなり高得点です。

風呂フタのフックが頭より上についています、これオプションです。みなさんこのオプションつけるそうです。

そしてサザナHSその2。

浴槽はスクエア浴槽、素材はFRPです。

間違いなく好みの問題ですが、まっすぐは好きじゃないです（笑）首あたりは問題なく丸みがついています。

こちらの浴槽も肘置きがついていません。アドバイザー様は選択できる、とおっしゃっていた記憶ですがカタログを調べてもそんな選択肢が無いような。後日確認します。

風呂フタをご覧ください。入り心地についても、清掃面においても、オプションで頭より上につけたいと感じます。

サザナHSその3。

浴槽はラウンド浴槽、素材はFRP。

スタンダードな見た目です。入り心地もスタンダード。こちらは浴槽内に肘置きがあります。私は肘置きが好きです。が、半身浴用のステップもあります。お湯を張ると気にならないそうですが、お湯を張って入るわけにはいかないのでわかりません。女性にはステップ有の方が人気、男性は無し派が多いとか。女性に人気の理由の一つに節水の役割もあることを忘れずに。

お次はサザナHGその1。

浴槽はワイド浴槽。素材は人工大理石です。

見るからにワイドです。が、写真手前側に半身浴用のステップがついているので中に入ってみると丁度いいくらいです。

他メーカー様でもそうでしたが、FRPなのか人工大理石なのか、私レベルでは触った感じではわかりません。ゆくゆくは水回りソムリエとして見ただけでも触っただけでも違いの分かる男になりたいと思っています。思うだけです。

こちらの商品に入るとき、母親らしき女性と小さい女の子がいらっしゃっていて、女の子がこの浴槽に興味を持っていたので「おじさんと一緒に入る？」と声かけしましたが恥ずかしかったのかシカトされました。お母さんも笑顔です。よく考えたら苦笑いだったかもしれません。アドバイザー様もドン引きでしょうか。警備員に取り押さえられなくてよかったです。

続いてサザナHSその2。

浴槽はスーパーワイド浴槽。素材は人工大理石。

見るからにスーパーワイドです。家族風呂ですね。ワンパクな子供たちと一緒にお風呂に入る姿が想像できます。アヒルのおもちゃなんか浮かべたりして。もはや入り心地やエコを追求する形状ではありません。家族みんなでお風呂に入りたい、といったニーズの方に。

最後はハイグレードのシンラです。

浴槽はスクエア浴槽、素材は人工大理石。さすがに見た目から違います。ほッカラリ床もおしゃれな色味。浴槽もシュッとしています。角丸王子としてはこの浴槽はあまり好みではありません。TOTOさんごめんなさい。

浴槽についている水栓もなんかカッコいいです。入り心地としては普通です。広さは丁度いい感じでした。上述しましたが壁がセラミック素材で清掃性が良いことと、デザイン性において他商品と差別化を図っているように感じました。

キッチンのコーナーです。TOTO（トートー）のキッチンラインナップは控えめの２種類です。

ミッテは標準で天板・シンク共にステンレスです。キャビネット素材は木です。キャビネット内はオプションでステンレスシートを選択できます。人気のオプションはすべり台シンク、水ほうき水栓です。クラッソの人気オプションであるゼロフィルターはミッテに付けることができません。

クラッソも天板・シンク共に標準ではステンレスです。ミッテでは人気オプションのすべり台シンク、水ほうき水栓は標準装備で、人気オプションはゼロフィルター、クリスタルカウンター、除菌水です。クリスタルカウンターは天板が半透明で比較的厚みの無い、デザイナーズ的な美しい仕上がりとなります。薄いと聞いてモロいイメージを連想しましたが、実物を拝見したところ、ガラスのような冷たさやモロそうな感じも無くカッコいいですね。

両者は、使用部材などオプション次第では大きな違いは無いそうですが、ミッテがパッケージ商品に近いイメージで、クラッソの方がバリエーションが豊富です。

水ほうき水栓・・・ほうきのような幅の広いシャワーで洗い物がスムーズに。先端のスイッチでワンタッチで出水・止水。水に空気を含ませたエアインシャワーで省エネも。

すべり台シンク・・・コーナーに設けた排水口に向かって水がまっしぐらに流れます。野菜くずも一緒に押し流せるので、シンクはいつもきれい。排水口はシンクと一体成形で、継ぎ目がないので掃除がしやすい滑らかな形状です。

ゼロフィルター・・・整流板は手前と奥が外れる両開き式で、取り付けたまま表も裏も拭ける。オイルパックに汚れがたまったらふき取るだけ。工具を使わずにワンタッチでファンの着脱が可能で、パーツはたったの３つ。

クリスタルカウンター・・・非常に熱に強く、また割れにくい丈夫な素材。擦り傷も磨いて落とせます。そして見た目も美しい。

きれい除菌水・・・水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分（次亜塩素酸）を含む水です。薬品や洗剤を使わず、水道水から作られます。時間がたつと水に戻るので環境にやさしいのが特長です。

最後に、洗面・洗面化粧台です。

サクアは２番目に出る商品で、ボウルは陶器です。陶器製のボウルのほうが清掃性が良いとのこと。髪染めやちょっとした洗濯をする場合は陶器製をお勧めしているようです。一番下の棚に体重計入れがあります。

リモデアは３番目に出る商品で、ボウルは人工大理石です。こちらも体重計収納が付いています。

オクターブは１番出ている商品で、ボウルは人工大理石です。同じく体重計収納が付いています。キッチンにもあったすべり台ボウル仕様です。

システム・Jは３番目に出る商品で、ボウルは陶器、カウンターは人工大理石です。こちらは体重計収納は付いておりません。

ショールームの美人アドバイザー様が体重計収納をめちゃくちゃ推していました。なので丁寧に体重をお伺いしましたが、ご回答いただけませんでした。

スウィング三面鏡・・・左右どちらからでも開閉できる両開きタイプ。さらにお化粧をするときは袖鏡を手前に引き出すなど、さまざまな使い方ができる便利な鏡

エアインスウィング水栓・・・水栓の向きを前後左右に動かせる水栓。 さまざまな使用シーンにあわせて水栓の向きを変えられ、使いやすい吐水角度で使用可

奥ひろ収納「奥ひろし」・・・読んで字のごとく、というとこですがこのネーミング。嫌いじゃないです。ニャー！